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私生活では祖母の介護を最後までやり遂げることができました。将来は絶対に祖母のお世話をしようと思っていて、介護職で経験を積んだことで、祖母にもできる限りのことができました。

祖母を介護していたとき、まだ小さかった自分の子供がこんなことを言ったんです。「赤ちゃんもオムツするし、大人になって歳をとってもオムツになるんやね」って。「そうそう、歳をとるとできないことが増えるけど、おばあちゃんもがんばってるよ」ってやり取りをしたんです。私は育児を経験していますが、この仕事をしていたから、育児の一つひとつをすんなりこなせたとも思っています。 オムツ交換や食事の世話など、介護と育児は通じるものがあると思います。それを思うと、介護の業務と私生活って繋がっているんだなと感じます。

この仕事で大切なのは、根底にやさしさを持ち続けることだと思っています。それについてはエスペラル東舞鶴で頑張っているベトナム人のスタッフから学びました。本当に心がやさしくて、言葉遣いもとてもきれいで、ご利用者への接し方一つとっても、しっかり気を配りながらやってくれているのがわかりますし、気持ちのいい挨拶を毎日しっかりしてくれます。当たり前のことですが、それをどんなときもちゃんとやれるってすばらしいですよね。その姿を見て、やさしい気持ちを持つことの大切さを再認識しました。やさしい気持ちがあると、ご利用者にもやさしく接することができて、上司や部下、一緒に働く仲間にも協力する気持ちが生まれる。仕事を頑張れる環境ができていくと思います。

自分が主任になった今でも、周りのスタッフからいろんなことを学ばせてもらって、人生の大先輩であるご利用者とのコミュニケーションからも様々な学びを得られるのがこの職場です。自分も、ご利用者もスタッフも、みんな一緒に成長しているんだと思ってやっています。

一般フロアを担当していた時期もありますが、今まで10年以上認知症のフロアを担当しています。認知症のフロアでは、自分の意思を伝えられないご利用者が多いです。一般のフロアと違って、自分のことを話してくれることがほとんどありません。そこにひとつの難しさがあると思っています。

でも、今まで話せなかった方がふとしたきっかけで話してくれたり、寝たきりの状態だった方にしっかり生活リズムを整えて過ごせるようにサポートすると、だんだん体が動くようになったりするんですよ！嬉しい驚きがたくさんあります。高齢者は、能力や機能が後退・衰退していったりするものだと思われがちですが、状態が回復したり、能力が向上することがあるんです。そういう時「私が関わったからしゃべってくれたんだ！」とか「動けるようになってくれた！」と感じられて、すごくいい体験をしているなと思います。

この施設の特に良いところは、いつでも相談できる体制があることです。自分で判断しなければならない場合も多いですが、それぞれの主任にすぐ相談できます。また、他部署とのコミュニケーションも取れます。現場が大変な中でも、協力・連携する雰囲気があり、この法人の体制は魅力的です。ここで働いていて良かったと思います。

このコロナ渦でいち早くPCR検査が導入されたり、業務の標準化を行うなど、取り組みとして良いものがいっぱいあります。そういう安心感が続けられている理由のひとつだと思います。

今取り組んでいるのは職員の教育とフロア運営です。 「それぞれのスタッフに合った指導とはどういうものか」「一人ひとりがいかに続けてもらえるか」を常々考えています。 教育の面では、業務の標準化の一環でそれぞれの技術面のチェックを行っていて、スタッフ全員が一番良い評価をもらえるように進めています。

ご利用者が安全に過ごせるような介護をするためには、基礎の基礎・基本の基本を忠実に再現できることが大切です。だからこそマニュアルにのっとった介護ができるかどうか、しっかり見ます。そうすることでご利用者の安全につながります。

今はフロアのスタッフがよくまとまっていて、他にはないチームワークがここにはある！そんな自負があります。だから私も皆も一緒に頑張れています。この仕事は決してきれいな仕事ばかりではないです。それでも私は辞めたいとは思わない。この仕事が好きだなと思います。毎日しんどいことや大変なことはありますが、信頼できる仲間たちに囲まれて、まだまだこれから頑張りますよ！

この仕事は、例えば車の販売のように「売って〇〇円成果がでた」とかすぐに結果が出たり、成果が目に見えたりするわけじゃないですよね。 今でも、これが正解！というものにはたどり着けていないです。でも、ああだろう、こうだろうと、その人にあった介護を試行錯誤して、みんなで道筋を考えて、修正しながらいい形に仕上げていく。そんなことにやりがいを感じます。

ご利用者が今経験していることは、自分が経験したことのない未知の領域なので、そこに考えを巡らせたり、本や映画から疑似体験をして、ご利用者の気持ちにより近づけるようにしています。歳を取るにつれて、孤独感って増していくと思うんです。若いうちにできたことができなくなって、社会的参加がしにくくなる。知ってる人がだんだんいなくなったりもしますし。人間って忘れられることが一番こわい。ご利用者は、ここの介護を利用することで自分の存在を確かめている部分もあると思うんです。常に新しい介護のカタチを発信して、それに対してスタッフも一緒になって考えて、またそこから新しいカタチができていく。「いい介護」をしようと思って、いろいろ考え続けていますね。

楽しみながらやってるから今も続いているんだと思います。楽しみながら、とポジティブなこと言いますが、僕はどっちかっていうとぐちぐち悩んだり、くよくよといつまでも気にしたりとか…本来はそういうところもあるんです（笑）でも、そうやって悩んだりするからこそ、楽しみながらやることを常に意識しています。

今いるスタッフも、これから入ってこられる方も仕事の中で悩むことはあると思うんですけど、うちのグループのいいところとして、教育制度と相談窓口が確立しているというのがあります。たとえば、誰もが均一で統一された指導・研修を受けられる「標準化教育」を実施していますし、何か問題が起こっても「感染対策室」「危機管理対策室」「リエゾンルーム」とか、専門の対応部署がそれぞれ設置されています。こういう体制があるから、安心して働ける環境といえます。悩むべきところで悩んで、悩まなくていいところで悩まない、そんなシステムになっていると思います。

器用になんでもこなせるスタッフもいるけど、人には必ず苦手な分野がありますよね。長所も短所もあって、長所が短所に、短所が長所になったりもします。僕も、良いように言えば応用力がある、悪く言えばいい加減です（笑）誰しも二面性があるから、短所を矯正すると長所もおかしくなってしまう。だからその二面性を活かして成長していただけたらと思っています。いろんな性格・いろんな年代のスタッフがいるからこそ、バランスが取れていると思いますし、僕もみんなに助けられています。一人だと何もできないので、人の力を大事にしていきたいですね。

ご利用者への感謝の気持ちが強いです。数多くある施設の中でエスペラル井高野を選んで頂いたので、その中で自分には何が出来るかを常に考えています。自分達の想いを出せば出すほど、答えが返ってくると思います。スタッフとの打合せでも常にご利用者目線で考えようという事をモットーに職員達と「介護観」の摺合せを行っています。皆それぞれに思いがあります。より良いケアを行う為、元気と明るさを持って日々取り組んでいます。

毎月1回、施設内会議で井高野のデイケア運営について話し合っています。職種間の分け隔てなく全スタッフが協力しあい、同じ目標に向かって動いています。何か困った事があった場合は看護師やリハビリ技士、ケアマネジャーに相談できるので、すぐに問題解決が図れます。

日々の業務と並行して、介護福祉士資格取得のために学習を続けました。先輩達から「ここの勉強会は出ておいた方がいいよ」、「このテキストを参考にした方がいいよ」等のアドバイスを受けて、スムーズに合格する事ができました。

スキルついては、チェック表を使って課題と目標を明確にしています。また、月に2回程行っている勉強会へ参加して知識・スキルの向上を目指しています。職員間では毎日ご利用者に関するミーティングを行っています。外部研修も順番に参加できる環境があります。

週休2日のお休みはしっかりとれています。デイケアはご利用者の時間延長を行っているので残業は月数時間程度あります。

職員間の連携が上手く取れていることです。普段から皆で助けあって協力しあえるように心がけています。エスペラルにはそれぞれが役割を持ち、仕事の幅を広げて成長していけるフィールドがあります。また地域との関わりが強く、ボランティアさんに来て頂いてハンドベルの方やコーラスの方に来て頂くこともあり、スタッフの楽しみのひとつにもなっています。

「何かあればエスペラル井高野へ、あそこへ行ったら元気になるよ」という施設を目指していきたいと考えています。これから介護職として働くことを考えられている方の中には、業務の責任に対して不安をお持ちの方も多いかと思います。中々踏み出しづらいかもしれないですが、まずは第一歩。きっとそれ以上のやり甲斐が待っています。

すごく緊張しましたが、私が安心できるように施設のことを説明してくれて嬉しかったです。

認知症フロアに配属され、初めは少し抵抗があったのですが、施設内の認知症の担当看護師に任命されたこともあり認知症のことをより知ることができました。

ゆっくりと自分のペースで仕事ができる環境にあると思います。ケアスタッフや他職種とチームプレイを発揮し、入所者1人1人と関わることができると思います。少しでも気になれば是非応募していただき、一緒に働けたら嬉しいです！

ベトナムには介護施設はほとんど無く介護は家庭の中で行われています。私も祖父母が近くに住んでおりとても私のことを可愛がってくれていました。そんな祖父母も日に日に弱ってきており介護が必要な時がくる、その時に自分に何ができるのだろうかということを常に考えていました。

日本は少子高齢化の為、介護の産業化が押し寄せてきています。いつかは日本と同じようになるかもしれません。私の祖父母も含めベトナムの高齢者が幸せな日々を過ごせるよう介護産業のあり方や制度なども含め日本で学びたいと思いこの職業を選びました。

エスぺラル東淀川、認知症専門棟で５０名の入所利用者の方の食事介助、排泄ケア、入浴介助，移乗移動介助、レクリェーションなど生活に関わるすべてのケアを行っています。認知症の利用者の方の介助は難しいことがたくさんあります。わからないことは先輩スタッフや上司にすぐ確認して言葉の意味を理解できるまで聞いて、書いて、覚え指導を受けながら学ぶことを毎日繰り返しています。

これから認知症ケアについてもっとたくさん勉強していき利用者の思うことや考えることが少しでも理解できるようになりたいです。

利用者の方とのコミュニケーションが今よりもスムーズにとることができるように私は毎日ニュース番組や本などを呼んで「聞く」「話す」の勉強をしています。普段から道路標識やレストランのメニューをみて新しい漢字を自宅へ戻ってから何度も繰り返し書いて覚えるようにしています。

次の日本語検定でN２レベルを取得すること、そして日本で介護福祉士を取得しこれからもエスぺラル東淀川でケアスタッフとして笑顔で働くことができるように頑張ります。